4.電話

ポストに投函してから8日、登録されていない番号からの着信がありました。骨髄バンクのコーディネーターさんでした。コーディネーターさんから、「返信ありがとうございます。早速なんですが、確認検査の日程を調整したいのですが。」

 

ついにきた!とテンション高めの私。

「早い方がいいですよね!いつにしましょう?」

幸い、私の職場は人数さえ揃っていれば、前日でも休みやすい職場。まずは、骨髄バンク側の確認検査の可能な日を聞きます。

「ご希望の病院とは違うのですが、〇〇病院で、○日、○日、○日はいかがでしょうか?」

家から近い病院じゃなかったものの、私は遠くてもなるべく早く検査をして、少しでもはやく患者さんの負荷が減ればと、一番早い日をお願いしました。

「では、○日、○時に○○病院で、確認検査をお願いします。また前日に確認のお電話をさせて頂きます。」

少しずつ動き出した骨髄移植。

コーディネーターさんと話して、少しずつ実感が湧いてきました。検査当日は、コーディネーターさんから骨髄移植についての説明もあるもよう。

確認検査は1週間後。

普段大した目標もなく生きている私。

骨髄移植という、久しぶりの一大イベントに向けて、テンションが上がる私でした。