最終同意面談2
案内された部屋で、担当の先生が来るまで、コーディネーターさんから妻へ移植に対する説明が始まりました。
妻もドナーのためのハンドブックを熟読してくれていたので、特に質問に質問する事もなく、スムーズに進みました。
ある程度説明が終わると、担当医師の先生が入ってきました。いかにも大学教授という感じではなく、物腰の柔らかい先生でした。
先生からは移植に対してのリスクや、これまでにあったアクシデントの説明がありました。
多少のリスクは勿論承知の上。
妻もそれに対しては質問はありませんでした。
色んな同意書に署名捺印し、最終同意面談はやっと終わりました。
9時から始まり、およそ1時間半ほど。
ここからはもう後戻りできません。
採取まで、病気や怪我ができないので、趣味であるロードバイクは一旦お休み。
ランニングもハードな練習はせず、軽いジョギングに切り替えました。
採取は1ヶ月後。
健康を維持して、粛々と採取に備えます。