再検査
昨日と同じ場所、同じ時間にコーディネーターさんと待ち合わせ。
「再検査の調整ありがとうございます。大変でしたよね?」
「いえいえ、こちらこそすみません。移植まで、すんなりといかないもんですね。」
まず、血液内科の担当医師との面談でした。
「心拍の数値があまり良くなかったみたいなので、循環器内科で心エコーの検査を受けてもらいます。」
担当医師の言葉に、もしかしたら骨髄移植どうこうの前に、自分が運動が出来ない体になってしまっているかも…、という違う心配も生まれていました。
別館の検査室で、心エコーを受け、循環器内科の医師の診察を受けました。
「〇〇さん、運動は何かやられていますか?」
「マラソンとロードバイクをやってます。どんな感じでしょうか?」
「…、心室にも異常もありませんし、特に問題ありませんね。いわゆるスポーツ心臓ですね。」
ε-(´∀`*)ホッ
ここ何年かで1番ホッとした瞬間でした。
そして循環器内科の医師から、真剣な眼差しで思いもよらない言葉を頂きました。
「担当医師ではないですが、あなたを尊敬いたしますし、医療従事者として感謝いたします。私たちは貴方の代わりになることが出来ません。貴方の勇気に敬意を表します。」
循環器内科の診察室から出てきた私は、少しの間ボーとしてしまいました。
まさか医師から感謝の言葉を頂くとは。。。
不意の言葉に、今思い出してもジーンときます。
患者さんから感謝されることはあっても、まさか全く違う科の医師からお礼を言われるとは。
骨髄移植の重要性、事の重大さに改めて気付かされました。
血液内科の担当医師とも面談し、先生もホッとしている様子でした。(1番ホッとしたのは患者さんかもしれませんが)
コーディネーターさん
「検査も無事に終わって良かったです。次は1ヶ月半後になりますが、自己血になります。また前日に電話いたします。」
とてもながーく感じた半日でした。